DNA修復|慶應義塾大学 薬学部 分子腫瘍薬学講座
慶應義塾大学薬学部 芝共立キャンパス
〒105-8512 
東京都港区芝公園1-5-30 3号館 8階

柴田研で大学院修士・博士入学を希望する方へ

柴田研究室では、慶應薬卒の内部生はもちろん、
他大学からの修士および博士学生を積極的に募集しています!!!

こちらのページでは、卒業研究先として柴田研究室に興味がある方、他大学から修士および博士課程で柴田研究室で研究したい方を対象として質問コーナーを設けています。
ページの一番下には、外研先情報もありますので、研究室に興味がある人は、是非一読してください。

他大学の薬学部出身者はもちろん、

『理工学部、理学部、保健学科、医学部など』様々な学部出身者であっても、

DNA修復とがんの研究に真剣に取り組みたい人を歓迎しています!!

現在の大学院生メンバーはこちら

*重要:ただし、慶應のネームバリューのために修士号を取りたい、就活で有利になりそうだから大学院に行きたい、みんなが行くからとりあえず大学院に行こう、
という学生には全くオススメしません。ラボメンバー全員が、『DNA修復の謎を知りたい』『がん治療に貢献したい』というモチベーションで研究を行っているので、上記したようなモチベーションの人は、大学院生の中で浮いてしまいます。。

 

~質問コーナー~

慶應大学薬学部で大学院教育を受けることについて、不安であったり、よく分からないことがあるかもしれません。
こちらのページでは、他大学の学部学生の皆さんからのよくある質問について答えていきます。

 

Q:研究者になりたいけど、どうしたらいいですか?


答え:生物研究の世界では、ほとんどの場合、研究者とはアカデミア研究者のことを指します。アカデミアとは、大学や研究所で働く研究者のことですね。大学や研究所で働く研究者は、自分が立案した研究内容で科研費という研究費を獲得し、その研究資金を元に自分のアイディアで研究を進めていきます。多くの場合、皆さんがイメージしている研究者は実際のところアイディア研究者だと言えます。一方で企業の場合は、研究職であると言えます。これは柴田の私見ですが、企業の場合は会社の方針によってプロジェクトが急に変わることがあります。つまり研究職として続けているけれども、研究のテーマは企業の方針に合わせて柔軟に変化していく必要があります。自分が第一発見者として研究をしたいならアカデミア研究者、与えられたプロジェクトの中で研究に携わるのであれば企業の研究者が向いていると思います。
 ただ、アカデミア研究者、企業の研究者、どちらの場合も博士課程進学、つまり博士号の取得は必須だと思ってください。一般的に、また世界的に、博士号を持たない人が、研究者と呼ばれることはありません。
柴田ラボでは博士課程に進学する方に適したプログラムを用意しています。(→こちらを参照

 

Q:慶應大学での研究って、実際のところどうなんでしょうか?ちゃんと研究ができるのでしょうか?


答え:慶應大学はもちろん学部教育に力を入れていますが、基礎研究も非常にレベルが高く、世界トップレベルの生物研究を行っている研究室がたくさんあります。柴田研究室では生物研究に必要な様々な研究機器を揃えており、DNA修復とがん研究をどんどん行うことができます。また、薬学部がある芝共立キャンパスには、世界をリードするために必要な最先端機器を数多く揃えていますので、これらの研究技術を大学院生のときに習得できます。さらに、私大ならではの潤沢な学生教育のための研究資金があります。また柴田研究室では教員が獲得している競争的資金も十分にありますので、心おきなく最先端の研究に集中することができます!

柴田研究室の実験機器類のリンクはこちら
慶應大学薬学部の研究機器はこちら
柴田研究室の論文はこちら (世界的な研究雑誌であるCell誌を中心とし、その姉妹紙であるMolecular Cell、Cell Reports誌などに多数研究成果を発表しています)


Q:私大なので学費が心配、、奨学金はもらえるのでしょうか?


答え:実は慶應義塾大学では、薬学部の修士・博士課程進学者に対してたくさんの奨学金制度を用意しています。その多くは給付型であり、返還不要の奨学金です。また、これらの奨学金の多くは併用可能ですので、慶應義塾大学に進学する修士・博士課程学生は、私学だからといってお金の面でデメリットは生じないと考えていただいて大丈夫です。柴田研究室では、奨学金に関するより詳細なリストを持っていますので、「研究テーマに興味はあるけどお金が心配。。」という方は、ぜひご相談ください。

慶應義塾大学薬学部で公開されている大学院生対象の奨学金はこちら

 

Q:大学院のテストは難しいのでは? 


答え:修士課程に進学を希望する方は、英語(必須)と専門領域2つを選択し、受験していただきます。もちろんすぐ明日に受験して受かるほど簡単ではありませんが、十分な準備期間をもうけて勉強していただければ、決して無理なレベルの問題ではないはずです。国立大学の大学院進学を目指していらっしゃる人であれば、テストの難易度で慶應薬学部を敬遠する必要はないと思います。ぜひ、みなさんがやりたい研究テーマが、DNA修復であったり、がん治療であったりするならば、是非柴田研究室に入るために慶應薬学部を受験してみてください!

過去問はこちら

質問:外研に行けると聞いたけれども、どういうこと?

答え:柴田研究室は、都内近郊の研究所と積極的に共同研究を行っています。もちろん柴田研の内研生として、慶應薬学部がある芝共立キャンパスにて研究を行うことが大前提ですが、柴田ラボとの共同研究として、DNA修復研究とその他の研究テーマを融合した研究を、学外の研究機関で行うことができます。そこでは、内研では得られない専門性の高い研究を行うことができます。外部の研究所で専門性の高い研究に集中できることは、皆さんの人生にとって『大きな強み』になります。

【外研先情報】
★がん研究所(有明)細胞老化部・高橋暁子研究室: HPはこちら、Researhmapはこちら、日本の研究はこちら
現在、中井隆文さん(薬学科6年)が毎日がん研で研究を行っています。

★電力中央研究所・大塚健介先生:
現在、矢口結稀さん(薬学科6年)と上野智子さん(薬学科5年)が電力中央研究所で研究を行っています。

★量子科学技術研究開発機構(QST)・今岡達彦先生:
現在、須田武仁さん(薬科4年)、橋本周さん(薬科4年)が毎日QSTで研究を行っています。

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