現在共同研究を行っている、群馬大学・未来先端研究機構の横堀先生と総合外科の小澤先生による「PD-L1 upregulation is associated with activation of the DNA double-strand break repair pathway in patients with colitic cancer」の研究成果が、Scientific Reports誌に掲載されました。小澤先生、おめでとうございます!
https://www.nature.com/articles/s41598-021-92530-3
炎症性腸疾患,特に潰瘍性大腸炎の経過途中において、DNA損傷が発生することが知られていたのですが、発がんの過程おいて、おそらくDNA損傷がきっかけとなりPD-L1が発現してしまうことを見出した内容です。PD-L1による免疫抑制効果が発がんに影響しているかもしれません。私たちが2017年に発表した研究が様々な分野で繋がり発展していくのを実感しつつあります。(Facebookはこちら)